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不登校ママに必要な5つのマインドセット | ネガティブ思考を変える方法

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お子さんが不登校になったとき「私は母親失格かも…」「これからどうしよう…」といったネガティブな思考になりませんでしたか?

不登校は、子育てにおいて予想外の出来事です。誰もが経験したことのない未知の領域。正解のない難題に直面すれば、不安にかられるのは当然です。しかし、その不安に支配されてしまっては前に進めません。

不登校のお子さんがいるママに必要なのはマインドセットです。お子さんが不登校になったのは、ママ自身の価値観を見つめ直し心のあり方を変える時期だったからかも!

この記事では、不登校のお子さんを持つママに必要なマインドセットをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

目次

不登校のママに必要なマインドセットって?

不登校に悩むお子さんを持つママにとって、ポジティブなマインドセットを持ち続けるのは大変重要です。マインドセットとは、物事をとらえる心構えや考え方を指します。ここでは、マインドセットの意味や重要性を解説します。

マインドセットの意味

マインドセットには大きく分けて以下の2つのタイプがあります。

固定マインドセット自分の能力は生まれつき決められていて努力しても変わらない
成長マインドセット自分の能力や才能は経験や努力次第で伸ばせる

不登校という困難に直面したとき「私ばかりこんな目に…」「どうせ私には何もできない」と固定マインドにとらわれてしまうと、前に進めなくなってしまいます

しかし「どうすればいいのだろう?」と成長する意識や意欲を持った考え方の成長マインドを持てば、解決への一歩を踏み出せるはずです。

マインドセットの重要性

マインドセットは、物事を前向きにとらえるか、後ろ向きにとらえるかを大きく左右します。お子さんの不登校の問題に立ち向かうには、ポジティブで建設的な考え方が欠かせません。

例えば「学校へ行かないこの子の人生は終わった」と固定的な見方をしていては、お子さんへの愛情さえ持ちづらくなってしまう危険性があります。一方で不登校は一時的なもの。きっとこの子なりの理由があると成長的にとらえれば、お子さんに対して感情的にならずに寄り添えるでしょう。

ママ自身の不登校のとらえ方で、お子さんとの関係性は大きく変わる可能性があります!だからこそ、不登校のお子さんがいるママには、強い成長マインドセットを持つのが大切なのです。

不登校ママに必要な5つのマインドセット

マインドセットは生まれつきの性格ではありません。自分で意識していけばいつでも変えられるもの。では、ネガティブ思考にとらわれ過ぎず不登校の現状を受け容れるには、具体的にどんなマインドセットが必要なのでしょうか。

ここでは、不登校のお子さんがいるママに必要な5つのマインドセットをご紹介します!

①子どもはただいま成長中!

学校へ行かないお子さんの現在の姿にとらわれ過ぎてはいけません。お子さんは日々成長し続けています。その成長グラフは、上がったり下がったり。今は下がっているように見えても、長い目で見ればアップダウンを繰り返しながらも上昇しているのです。

不登校は単なる通過点であり、それ以上の意味を持たせる必要はありません。「今はそういう時期なんだな」と前向きに考えましょう。ですので、落ち込んでいる様子のお子さんを、ママがなんとかしてあげなきゃと思う必要もありません。お子さんには悩む時間も大切なのです。

元気がないお子さんをみて、心がザワザワしてきたら「子どもはただいま成長中!」をマインドセットしてくださいね。

②子どもは血のつながった他人

「他人」という言葉が入ると冷たく感じてしまうママもいるのではないでしょうか。しかし、お子さんはご自分の所有物ではなく、実は別の人格を持った独立した個人なのです。特にママは「自分の子どもだから同じ考えでしょ」と思いがちです。

しかし、お子さんはご自分とは異なる個性や価値観を持っている事実を忘れてはいけません。「子どもは血のつながった他人」をマインドセットできれば、不登校のお子さんに対して腫れ物に触るような接し方にはなりません。お子さんを「私がなんとかしてあげなければ」の思考にもなりません。

③どうせ上手くいく

不登校のお子さんへの対応の仕方で「見守りましょう」ってよく聞きますよね?「見守る」の意味をはきちがえて「見守り続けても何も変わらない」と嘆いているママも多いのではないでしょうか。

私の息子は不登校だった時期があります。見守り続けた結果、再登校し、高校受験し、今は留学準備中です。娘はというと、息子と同じように見守り続けていても不登校を継続しています。

でも、私は焦っていません。なぜなら「どうせ上手くいく」をマインドセットしているから。不登校問題は、上手くいかないことだらけですだからこそ「これからどうなるかわからないし、なんか知らんけど最後は上手くいく!」という根拠のない自信を持って過ごしてはいかがでしょうか。

④学校へは行ってもいいし行かなくてもいい

学校へ行くことを過度に重視しすぎてはいけません。今の時代、必ずしも学校教育が正解とはいえないのではないでしょうか。合っていない環境で無理に集団生活させると、お子さんの心と身体に大きなストレスがのしかかるだけです。不登校のお子さんが再登校すれば、不登校の問題が解決するわけではありません。

画一的な日本の学校教育は、お子さんの個性を伸ばすうえで必ずしも適切とは限りませんよね。お子さん自身が学校以外の場所での学びを選択するのなら、ママはお子さんの可能性を信じて柔軟に対応することが大切です。

⑤罪悪感はゴミ箱へ

「子どもを不登校にしてしまった」「私の育て方が悪かったんだ」と自分を責めていませんか?不登校は、決してママだけのせいではありません!お子さんが不登校になった現状は、結果として受けとめればいいだけです。

「あのとき、ああしてたらよかった」と過去を後悔してあれこれ対策を考えても仕方のないこと。だから、罪悪感が芽生えたらゴミ箱へ捨ててしまいましょう。上手くいかない出来事があれば「このやり方では上手くいかなかっただけ」とし、次に活かせばいいだけです。

不登校ママが手放すべき価値観

不登校の問題に立ち向かうには、マインドを整えると同時に今まで持ち続けてきた価値観を見直す作業も不可欠です。これまでの固定観念にとらわれていては前に進めません。ここでは、不登校のお子さんを持つママが手放すと楽になる3つの価値観をご紹介します。

学歴至上主義

「学歴がすべて」と考えるのは、もはや時代遅れです。確かに学歴は就職等では重要な指標になるかもしれません。しかし、人生の幸せを決定づける唯一のものでもないのです。

ママの価値観から中学校や高校の受験校を決めたり、大学や就職先をアドバイスしたりしてお子さんの気持ちをコントロールするのはやめましょう。どんなお子さんでも例外なく、自分の人生は自分で切り拓いていく力を備えていますから、お子さんの未来はお子さんに任せてみてはどうでしょうか。

我慢は美徳

「我慢は美徳」の価値観も、今の時代にはそぐわないものでしょう。人生において、我慢しなければならない場面はいくつもあります。けれども、不登校のママが持つ「自分さえ我慢すればいい」の考えは手放してしまいましょう

なぜなら、ママがあらゆることを犠牲にして、我慢を強いられた生活は決して幸せとはいえないからです。幸せそうでないママの姿をみて、お子さんはどう思うでしょうか?抑えられた感情はいつかどこかで爆発してしまう可能性もありますからね。

前提として、人は自分が幸せでなければ他人は幸せにできません。母親だから、妻だから、子どもが不登校だから、とたくさん我慢しているママは、まず自分の感情を大切にしてください。

完璧主義

仕事に対する完璧主義は、ある程度もっていていい価値観だと思います。しかし、子育てにおける完璧主義は本当に厄介。完璧な子育てができたからって、それが子どもにとって必ずしも正解というわけではわけではありません。お子さんが不登校になったのも、完璧な子育てができていなかったからではないのです。

子育ての過程で「完璧でなくてはならない」の考えは、非現実的な目標ではないでしょうか。人間であれば、誰にでも後悔する場面はあるものです。それを冷静に受け入れて肯定的にとらえる心構えが大切です。

最後に | マインドセットでネガティブ思考を止める

不登校のお子さんがいるママには「マインドセット」が必要です。なぜなら、新しいマインドセットを身につければネガティブな思考から解放されるからです。

マインドが整えば、お子さんの存在そのものを肯定的に受け止められ、不登校の不安からも開放されるでしょう。マインドセットを身につける一方で、これまでの古い価値観を手放す作業も必要です。今の時代に合わない価値観から脱却できれば、お子さんとの関係性もいい方向に変わっていくに違いありません。

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