学校へは行けないけれど、お友達とは遊べるんだよね。
だけど、高学年になると塾へ行く子も多くて…
放課後は習い事とか始めた方がいいのかなぁ。
お子さんが不登校になると、親御さんは日々の生活だけでなく、放課後の過ごし方についても頭を悩んでしまいますよね。学校に行けない状況でも、活動するエネルギーがある場合は放課後を有意義に過ごして欲しいと思うのは自然なことです。
お子さんの状況に合った放課後の過ごし方を見つけて、親御さんの心が少しでも軽くなるといいですよね!
この記事では、放課後の時間をどう活用すれば、お子さんの心の安定や成長をサポートできるかをお伝えします。
・元不登校の息子と不登校の娘のお母さん
・不登校をきっかけに家族関係を見直す
・息子 現在留学生活を満喫中
・娘 心の土台をコツコツ建設中
・不登校で闇の中にいる親御さんに「大丈夫!」を伝えたい
・どん底にいた私が今に至るまでの不登校のあれこれを発信中
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不登校の子どもと放課後について
不登校のお子さんが過ごす放課後には、どんなケースがあるのでしょうか?不登校になった原因によっても、放課後の過ごし方は大きく変わってきますよね。
学校に行かない分、放課後が一日の中心になるケースも多く、この時間が親子関係やお子さんの心の安定に大きく影響します。
ここでは、なぜ不登校のお子さんの放課後の過ごし方を考えるといいのかを説明します。
不登校の原因は一人ひとり異なる
不登校にはさまざまな背景があり、1つの原因に絞るのは難しいもの。友人関係のトラブルや学業へのプレッシャー、心身の不調、さらには家庭環境の変化など、複数の要因が絡み合っているケースもあります。
そのため、表面的な原因だけを見て「なぜ学校に行けないの?」と問い詰めるのは逆効果です。
例えば、先生との関係性に問題があって学校へ行けない場合、放課後にお友達と一緒に過ごす時間はお子さんにとって気持ちをリセットできる貴重な時間になります。信頼できる友人との交流で、孤独感を和らげたり自己肯定感を取り戻したりできるかもしれません。
一方で、学業のプレッシャーが原因の場合は、まわりと競争しない環境で勉強に取り組む方がストレスを軽減できるのではないでしょうか。家庭で親御さんと一緒に学ぶ時間や、自由なペースで学習できるオンラインツールを活用すれば「できない」と感じていた不安が軽くなる可能性があります。
このように、お子さんにとってどのような過ごし方が安心感を与え、前向きな気持ちを引き出すかを考えるのが、放課後を有意義にする第1歩です。
放課後の過ごし方が重要な理由
学校に行かないお子さんにとって、放課後の時間は心と身体を休めつつ自由に過ごせる貴重な時間です。この時間をどのように過ごすかによって、お子さんの自己肯定感や精神的な安定が大きく左右されるケースがあります。
放課後の時間を有効に使えれば、不登校の状況をポジティブな方向へ変えるきっかけが生まれるかもしれませんよね。
例えば、何もしない時間が続くと無気力感や孤独感が深まるケースがあります。一方で、趣味や好きなことに集中できれば、達成感や充実感を得られる可能性もあるでしょう。
放課後は「お子さんが安心して過ごせる時間と場所」になるよう、親御さんがサポートしていくのが大切です。
不登校の子どもの放課後に親ができることは?
不登校のお子さんの放課後を充実させるために、親御さんが果たせる役割はたくさんあります。では、お子さんが心地よく放課後を過ごせるようにするにはどのような工夫が必要なのでしょうか?
安心感を与える家庭環境づくり
お子さんが放課後を穏やかに過ごすためには、家庭が「安心できる場所」であるのが何よりも大切です。不登校の状態にあるお子さんは、学校に行かない自分を責めてしまったり親御さんの目を気にしてプレッシャーを感じたりする場合があります。
そのため「学校に行かない」お子さんを責めたり「何かをしなければならない」と過度にも止めたりするのは逆効果になるので気をつけてくださいね。
親御さんができるサポートの1つは、何気ない時間の共有です。リビングで一緒にテレビを観たりおやつを食べながら雑談したりするだけでも、お子さんは「見守られている」と安心感を得られます。
また、兄弟姉妹がいる場合は、みんなが居心地よく過ごせるよう家族全体で協力するのも大切ですね。家庭はお子さんにとって最後の拠り所です。「ここにいれば安心」と思える環境が心の回復をサポートする基盤となりますよ。
子どもの興味や関心を引き出す
放課後を有意義な時間にするためには、お子さんが「楽しい」と思えるものを見つけるのが鍵となります。
興味を持てるものに没頭する時間は、お子さんにとって心の安定や自己肯定感の向上につながる可能性があります。新しいことへの挑戦は「自分にもできる!」といった成功体験を積むきっかけにもなりますからね。
例えば、絵を描いたり料理に挑戦したり、DIYを楽しむのもいいかもしれません。また、オンラインの学習プラットフォームや趣味の講座に参加すれば、新しいスキルや興味を発見するチャンスも広がります
特に、まわりと比較されない環境での学習は、不登校のお子さんにとって大きな安心感となるでしょう。大切なのは「これをやってみたい」というお子さん自身の意欲を引き出し、それを応援することですね!
お子さんが心も身体も元気を取り戻し、もし「勉強を始めてみようかな」と前向きな発言があったときは、ぜひオンライン学習をご検討ください。「すらら」には、お子さんが「できた!」「わかった!」「楽しい!」といった達成感を積み重ねられる工夫がたくさん詰まっています。不登校支援の教材として活用されており、利用者も着実に増えているんですよ。
教材の魅力に関しては、こちらでくわしく説明しています。ぜひ、参考にしてください!
親子の時間を有効に使う
親御さんが一緒に時間を過ごすのは、特に小学校低学年のお子さんにとって大きな安心感を与えます。
例えば、近所を一緒に散歩したり、買い物に出かけたりといった何気ない外出がお子さんにとって刺激的でリフレッシュの機会となるケースもあります。また、映画を観たり、一緒にゲームをしたりする時間も親子の絆を深めるいい機会になるでしょう。
お子さんが「楽しい」と思えるアクティビティを親御さんと共有できれば、日常に安心感が加わります。親子で過ごす時間には特別な準備や計画は必要ありません。大切なのは、お子さんと一緒に同じ瞬間を楽しむこと。
「放課後は親子で過ごす時間」として、工夫してみては?
放課後の支援を上手く活用する
放課後の時間を親だけで支えようとするのは大変かもしれません。しかし、学校や地域の支援をうまく活用できれば、親御さん自身の負担を減らすことも可能です。
お子さんが外部とつながるきっかけづくりも含め、どのような活用法があるのかお伝えします。
学校や地域のサポート
学校には適応指導教室や相談窓口が設けられている場合が多く、不登校の子どもと親御さんを支える仕組みがあります。放課後にこうした施設を利用できれば、お子さんが外の世界と少しずつつながりを持つきっかけが生まれるかもしれません。
また、地域の教育支援センターやフリースクールなども、学校以外の居場所として機能しています。これらの施設では、同じような状況の子どもたちと出会い、ゆるやかな人間関係を築くこともできるでしょう。
スタッフも不登校の子どもへの理解が深く、一人ひとりのペースに合わせた支援を提供してくれます。
親御さんだけで抱え込まない工夫
親御さんが1人ですべてを抱え込もうとすると、心身ともに疲れてしまう場合があるかもしれません。同じ悩みを抱える親同士が集う交流会やオンラインのコミュニティに参加して、情報を共有したり悩みを分かち合ったりするのもいいでしょう。
また、心理カウンセラーや専門機関の力を借りるのも選択肢の1つです。地域の教育相談センターでは、専門家による相談サービスを提供しており、必要に応じて医療機関や福祉サービスの紹介もしてくれます。
親御さんは、自分自身のメンタルケアも忘れないようにしましょう。親御さん自身の心の健康も、お子さんへのサポートを続けるうえでは大切なこと。意識してリフレッシュできる時間を確保し、自分の好きなことを楽しんで、親御さん自身のエネルギーを保つよう心がけてくださいね。
最後に | 不登校のお子さんが安心できる放課後を!
不登校のお子さんにとって、放課後の過ごし方は心を癒し、自分らしさを取り戻すための大切な時間です。この時間を有意義なものにするためには、まずお子さんの気持ちに寄り添い、安心できる環境を整えていく必要があります。
無理に活動を促すのではなく、お子さんのペースを大切にしながら少しずつ興味のあることにチャレンジできる雰囲気づくりを心がけてみてはどうでしょうか?家族との何気ない会話や、好きなことに打ち込む時間は、お子さんの自己肯定感を育む貴重な機会です。
また、親御さんもお子さんの不登校を1人で抱え込まず、まわりのサポートを得て、ご自身の心の余裕も大切にしてくださいね。
不登校の放課後は「何かをしなければならない」時間ではなく、お子さんと一緒に成長していける大切な時間として捉えてみてください!
不登校中の学習については、お子さんの意欲が出てきてからで大丈夫です。お子さんが納得して安心して学べる環境を見つける方が、長期的にはお子さんの成長につながりますからね。
意欲が出てきたら「すらら」のオンライン学習を活用し、お子さんに合ったペースで学習が進められるように検討してください!
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