そう、あたしはジージュー☆ライター(奥田民生さん、スミマセン)
50代に突入して
体力はちょっと落ちたけど、図太さと図々しさは確実にアップ。
最近は、念願だった「ブックライティング」に携わっております。
これね、あたしにとっては“ライター人生の夢のひとつ”だったのですよ。
「いつか誰かの本づくりに携わりたい」
なーんて、毎朝のジャーナリングで書いてた。
今こうして現実になっているなんて、あの頃のあたしが見たら泣くかも。
でも、いざやってみると──まあ、なかなか大変。
Web記事の“スピード感”に慣れていた身には、本づくりの“ねちっこさ”にびっくりよ。
Web記事の執筆が短距離走だとしたら、ブックライティングは完全にマラソン。
しかも、ペースメーカー付き。
編集者さんと足並みをそろえて、何度も立ち止まり、走り直す。
今回担当の編集者さんが、とにかく丁寧に向き合ってくれる。
そのやりとりが、もうね。ありがたいったら…
納期なんてものがなければ、ずーっとやりとりしていたいくらい。
ライターって、ある程度経験を積むと誰も何も言ってくれなくなる。
「もうわかってるでしょ?」って感じもあるのかな。
でも今回のブックライティング案件は、毎回しっかりフィードバックをもらえる。
一緒に考えて、悩んで、言葉を磨いていける。
そして、何よりうれしいのは、その編集者さんが“上から”じゃないこと。
「ここ直しておいてください」じゃなくて、「この方向どう思います?」って、並走してくれるの。
“教える”じゃなく“関わる”感じ。それがたまらなくありがたい。
こういう人と本を作れるって、ほんと奇跡だと思う。
「この本をよくしたい」って熱が、じわ〜っと原稿にしみ込んでいく感じ。
この夢だった仕事が終わったら、どんな自分になってるんだろう。
あたしはどんなライターになっているんだろう。
どんな景色が見えるんだろう…
50代の今、こうやって誰かと深く関われる仕事ができてるって、最高の幸せじゃない?
ジージュー☆ライター、まだまだ伸びしろしかない。
今日もパソコンに向かって、ひと文字ずつ、積み重ねていく。
あたし、今けっこういい感じに働いてます。
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