年末、夫と2人で夫の故郷へ帰省します。で、今年ついに、泊まりはホテルで決定。万歳！
子どもたちが小さかったころは、そりゃあもう当然のように夫の実家に泊まっていたわけだけど…… 本音を言うと、あれ、結構キツかった。
まず、居場所がない。夫は3人兄弟だから、それぞれ家族が集まれば10人越え。「これがお正月だよね〜」なんて言われれば、まあそうなんだろうけどさ。嫁のあたしはというと、何をしていいかわからず、ただただ気を張る日々。
料理は義理姉たちにお任せ。私は料理が得意じゃないから、もっぱら食器洗い係。大皿小皿、コップにお箸やらが永遠に洗い終わらないんじゃないかと思うほどの量よ。10人越えだもんね。笑。
夜になったら少しは休まるかと思いきや、そうでもない。夫は自分の実家だから完全リラックスモード。そりゃそうだよね。自分の家なんだから。でも、嫁ってどこに居ればいいのかわからない。誰も意地悪なんてしないし、本当にみんないい人たちなんだけど、くつろげる空間ではないんだよね。
ただね、これは夫の実家に限ったことじゃない。
あたしは自分の実家でもくつろげないタイプ。むしろ早く帰りたいと思っている。だから、夫の実家でそう思うのは自然な流れなのよ。そりゃ居心地の悪さを嫁の立場のせいにしてたけど、実はあたしの性格なんだわ、と最近ようやくわかった。
年月は経ち、夫の両親はもういない。子ども達はそれぞれの事情があって一緒にに行かない。（息子は留学中、娘は思春期で絶対イヤ期）
そうなると、こう思うよね。「夫の実家に泊まる必要、まだある？？？」もう、いいよね。あたし、がんばったよね。「嫁として正月に泊まるべき」なんて誰も言ってないし、何より、あたしの心がもう求めてない。
というわけで、今年はホテルステイだぜ！やったね。夜はぐっすり眠れて、朝はホテルの朝食をゆっくり楽しむ。なんて最高なの。実家とのちょうどいい距離感は、自分たちで選んでいけばいいんだと思う。
帰省はホテルでいい。自分の心地よさ最優先でいいってことで。
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